用意するもの
最低限必要なのは、サーフボード、ウェットスーツ、リーシュコード、ワックス、(熱いハート)です。これがあれば最低限のサーフィンができます。ウェットスーツは季節によってはいらないし、夏はもちろん春先や秋口でも頑張れば海パン&Tシャツでサーフィンできます。でもでも、快適にサーフィンするためのグッズがたくさん販売されていて、かゆいところに手が届くものがたくさんあるんですよ。なんなら全部ほしいですが、それは予算とご相談。
サーフボード
ショートボード、ファンボード、ロングボードの3種類に大別されます。初心者にはファンボードかロングボードがオススメです。詳しくはコチラ!!
ウェットスーツ
季節によって長さ、厚さを選びます。7月中旬〜9月中旬頃の真夏以外は海パンでサーフィンするのは難しいかな(関東圏)。ボクは体温調節のためだけでなく、海の危険(生物、石、漂流物などなど)から身を守るためにも、初心者にはウェットスーツの着用をオススメしています。詳細はコチラ!!
リーシュコード
自分とサーフボードをつないでおくための必須アイテム。これがないと、サーフボードが流れてしまい、他のサーファーを傷つけてしまう恐れがあるのと、沖合でもし板が外れてしまった時に、陸まで戻れなくなる危険性があります。詳細はコチラ!!
ワックス
簡単にいうと滑り止めです。サーフボードの上ってツルツルなんですよ。だから板の上に乗っても滑ってズッコケないようにするためのワックスを塗ります。スキーやスノーボードでは、雪と触れる面に塗って滑りを調節するのですが、サーフィンではその逆。足を固定するビンディングはないので、滑り落ちないようにするためですね。塗り方、落とし方の詳細はコチラ!!
その他 必要なもの
上記4点セットがあれば、最低限のサーフィンができますが、もっと快適に楽しくサーフィンできるアイテムがたくさんあります。ボクは学生時代、お金が無くて手に入れることができなかった、かゆいところに手が届く便利グッズを社会人になってから買いまくりました。いま、便利グッズがいっぱい出てるんですよ!かゆいところに手が届くグッズ達と、さらにボクがビンボー学生時代に工夫して安価に揃えられるサーフィングッズを合わせて紹介します。詳細はコチラ!
これは読んどけオススメ書籍
もはやバイブル。ボクがサーフィンを始めた2000年代前半のサーファーの家には一家に一冊ありました(と言われています)。
これは見とけよオススメ動画
今はYouTubeやSNSでサーフィン動画を自由に見ることができるようになりました。いい時代ですね!!
サーフィンがもっと楽しくなるかもオススメ映画
サーフィンを題材にした映画って結構たくさんあります。40代以上の方は詳しいかも。最近は新作のサーフィン映画を見ることが無くなってきましたが、サーフィンの合間の休憩時間や移動中の車の中でテンションを上げるために見てはいかが??
テンションアゲアゲ&リラックス オススメミュージック
海に行くときはテンションアゲアゲな音楽。心地よい疲れにはまったりした音楽を。サーフィンって文化をつくっているんですよね。ぜひ聞くべき音楽はコチラ。
必須アプリ(主にiPhone向け)
波情報はサーファーにとって必須情報ですよね。いい波に当たった分、良いライディングもできます。特に初心者のうちは、できるだけ波が良いとき(自分に合った波)を選ぶようにしましょう。※ボクはAppleユーザーなので、アンドロイド端末のアプリは紹介できません。大抵はどちらのOSにも対応していると思いますが。あしからず。
いつはじめる??
年齢
何を始めるにも遅すぎることはありません。ボクの知り合いでは30代や40代から始めた方も多いです。
時期
サーフィンは年がら年中できるスポーツですが、やはり夏に始めるのがいいです。海パン一丁で始められるし、なにより水温が温かい!夏の内に板に乗れるようになっておいて、人が少なくなる冬にいい波に乗りまくるのがオススメです。
知っておきたいマナー
車の停め方
違法駐車は絶対禁止!
当然のことですが違法駐車は絶対にやめましょう。初心者が行くような有名なサーフポイントにはたいてい駐車場があります。有料・無料、料金はさまざまですが、停められる場所はたくさんあります。駐停車禁止の場所やローカル民家の前など、常識(自分がされたらイヤだ)の範囲はやめましょう。
地元ローカルの方が親切で開放してくださっていた駐車スペースが、ルールを守らないビジターのせいで閉鎖になってしまったところを何度も見てきました。サーフィンってテンションも上がるし、開放的な気持ちになるんですが、ルールはしっかりと守りましょう。
マナーのある駐車を
ボクが通う千葉や湘南のサーフスポットにはちゃんと駐車場があるのにもかかわらず、民家の前やコンビニに車を停めて海に行ってしまう方がいます。法律的にはOKかもしれませんが、マナー的にNGな停め方(渋滞したり、事故を招きかねない停め方)もやめましょう。マナーを守らない一部のサーファーの行いが、サーファー全体のイメージを損なってしまいます。これからサーフィンを始めたいと思っている人はルールを守って良いサーフィン文化を作っていきましょう!
ワンマンワンウェーブ
1つの波には1人しか乗ってはいけないという暗黙のルールがあります。左右にきれいに割れる波であれば、レギュラー方向、グーフィー方向にそれぞれ1人ずつ乗っても問題ない場合もあります(コンテストではNGです)。
理由は事故を招く危険性があるということ。
もちろん、気持ちよく波に乗っている人のジャマをしてはいけないということもあります。
ボクはいい波に乗っている上級者のジャマをして、海の上で殴られている初心者を見たことがあります。怒鳴られたりしているのは今だに見かけます。
それは、ジャマされたことに対する怒りもあるのですが、事故を起こしてしまったら双方にとって良いことはありません。
ボクの知り合いの話ですが、サーフィン中に上級者同士でクラッシュしてしまい、頭をフィンで切ってしまって、生涯残ってしまう障害を持ってしまった方がいます。それから、大きな波にチャレンジして、背骨を折ってしまって、車イス生活になってしまった方もいます。自然を相手にするスポーツですから、常にリスクを背負っているということを意識しましょう。
前乗り
奥から波に乗ってくる人がいるのに、その方の前からテイクオフしてしまうことをいいます。これも初心者に多いです。ピークには上級者が多いので、少し離れたところで漏れてきた波に乗ろうとして突っ込むとやってしまいます。上級者は難しい波でもつないできますので、気をつけましょう。
後乗り
すでに乗っている人がいるのに、自分の方がピークにいるという理由で後ろから乗ってしまうことをいいます。特にロングボードとショートボードのサーファーが混在するスポットで見られます。ロングボードは波が割れるうねりの状態から乗ることができるので、ピークができる前から乗ってきます。それに対して、ショートボードはピークのパワーがある波でないと乗れないのですが、すでにロングボードサーファーが乗っている場合は、いくら自分がピークにいたとしても波に乗ってはいけません。
波を独り占め
波はみんなで楽しみましょう。波の数が少ないときは特に気を使いましょう。
大勢でいっぺんに入る
友人同士やサーフショップの仲間同士でサーフィンするのはとても楽しいです。ただ、海で大騒ぎしたり、仲間同士で波を独占したりするのはよくありません。海はみんなのもの。
避け方
目を合わせないこと、向かっていく方向を見極め、パドルを進める。
こんな日は入らない
自分の力量に合った波のサイズを選びましょう。
台風が来る前は避ける
体調不良、睡眠不足
カレントに流されたら
横に移動しよう。
自分の位置は常に把握しておく
海流によって流されることもあれば、風に吹かれて流されることもあります。
ゴミを捨てない
来たときより美しく。これがボクのモットーです。
捨てるなんてもってのほかです。むしろ拾って帰りましょう。海を守って、いつまでも楽しくサーフィンできるといいですね。